夕焼けと手つき花器

このブログを見ている数少ない友人の一人から 虫の写真が大きくてギョットとしてしまった。もう少しきれいな写真を載せてほしい、 と要望があったので、今回は風景を。 久し振りに自転車で出かけたら、この光景と出会えた。 実際に見ている時には、広い空と…

ホソヘリカメムシとカマキリ

大きさ 3mm×15mm 枝豆の葉の上にいたホソヘリカメムシ 豆類の害虫で葉、茎、豆に長い口針を刺して、汁液を吸うそうだ。 ブドウの葉にいたカマキリ。 カマキリにしては、色が白っぽくて弱々しく見える。 しかも、よく見ると長いはずの翅が非常に短く見える。 …

コアオハナムグリ と ゴマダラカミキリ

コアオハナムグリ 小青花潜と漢字にすると覚えやすい。 体長 13×6mm ( 足や触角を除いた大きさ) 名前は、成虫は花に潜るようにして蜜や花粉を食べることからきているそうだ。 この虫を初めて見つけたのは、家の外壁を塗り直した後だったので、 白っぽい斑…

マグカップにバラと キアゲハの幼虫

バラの名前はクイーン・エリザベス バラの名前には人名がかなりあって、それは作者の名前ではなく、 そのバラを捧げた人の名前がついている。 このクイーン・エリザベスは、 現在のエリザベス2世が戴冠式を挙げた事にちなんで捧げられたそうだ。 バラの本に…

キジの親子3羽がやって来た

5月のはじめに、キジが家族連れで庭にやって来た。 雛鳥は草がぼうぼうと生えた庭で、さかんに地面を突っついて虫でも食べているようだ。 父キジは少し離れたところで、警戒しながらやはり地面を突っついている。 これまでも、しゃがんで動かずに見ているだ…

ヒマラヤ雪ノ下とカケス

フリーカップ サイズ 8.5×11cm 今年もヒマラヤ雪の下が咲いた。 一株もらってから十数年たって、今ではまわりの植物を押しのけて繁殖している。 勝手なもので、毎年ふえてくると、いささか見飽きてしまう。 そんな時は、切り花にして飾ると気分が変わってい…

蓋物とふきのとう

ふきのとうは顔を出したばかりのが、苦みが少ないと聞いたので 庭に出ていた小さいのを取って、花の部分も一緒に酢味噌あえにした。 何日か前に小さいのが3個だけ取れた日には、ちょうど作っていたカレーに 生のまま小さめに切って、出来あがる少し前に入れ…

フリーカップと雪化粧

サイズ 7×7×14cm 187g ここは小さな川に下っていく斜面で公園になっているのだが、 雪が積ってしまうと歩くことも出来なくなって、春になるまでは遠くから眺めるしかない。 きのうは寒かったので軽い雪が枝にひっかかって、こんな雪化粧になった。 雪の花が…

黒織部のマグカップと冬景色

サイズ 7.5×12×9cm 粘土のかたまりの外側に、赤貝で模様を付けてから 中を削って作るので、どうしても本焼き後に歪みが出る。 ひどく歪んだものは、廃棄するので効率が悪い。 今日は最高気温が−2度なので、細かく軽い雪が降り続いている。 今年の3月の写真…

織部釉花器と今月の訪問者

手びねりで作った花器に今年最後のバラ。 葉はバラのではない。たまたま道端で見つけたもので、名前は不明。 時折キジを見かけるのだが、写真をとれたことがない。 この日、庭で静かに草取りをしていたら、後でがさがさ音がする。 カラスにしては音が大きい…

志野釉花器と訪問者

花はホトトギス。黒い実は姫黒竜。 姫黒竜の7月に咲いたぽってりとした薄紫色の花が黒く堅い実になった。 何日か前に、キャンベルぶどうを取りに行ったら、かぶせていた袋が 4枚、破かれていて、ぶどうの皮も落ちていた。 ぶどうの付いていた茎はないから…

9月のアジサイと訪問者

日中と朝夕との温度差が大きくなって、りんごが赤くなるように アジサイも赤くなってきた。 マット釉の花器。サイズ 11×5.5×16.5 cm 玄関に大きくてハデな虫を見つけて、ぎょっとした。 体長は3cmほど。図鑑を見ると、名前はゴマダラカミキリ。 いろいろな…

訪れた虫とキアゲハ蝶

ブログに載せる写真がないから、休もうかと思っていたら 玄関に見たことのない虫が訪れていた。 体長は1.5cmほどの小さい虫だから、肉眼では全くツヤがなく、 体にも足にも、土くれやゴミを付けたかのような、地味で冴えない虫だ。 調べてみたら、名前はマダ…

志野釉一輪挿しに姫黒竜(オオバジャノヒゲ)

姫黒竜は黒い葉を竜のヒゲと見て名付けたらしいのが、おもしろい。 日陰で、うつむきかげんに花が咲いているので目立たないし 手に取ってのぞきこまないと、この小さな花の魅力に気づかないだろう。 全体の背丈は20cmほど、花の直径は1cmたらず。 とは言っ…

鉢カバーにカーパス、そしてアオガエル 

鉢カバーのサイズ 25×25×27cmぐらい 用途を考えずに作った器を友人が、鉢カバーとして活用して写真を送ってくれた。 花は南アフリカ原産のストレプトカーパス。 花ももちろんだが、サンルームのような背景が、また、すばらしい。 藤の木にアオガエルがじっと…

角型花器にアリウム オトシブミの姿

花はアリウム。 アリウムはネギの仲間だから、ネギ坊主に似ている。 こちらは、アリウムの中でも地味な種類で花弁が細く線香花火のようだ。 前回、紹介したオトシブミを写すことができた。 日中は人間がバラの樹に近づくだけで飛んで逃げるのだが、夕方には…

タニウツギ(谷空木)とオトシブミ(落とし文)

山道では、あちこちでタニウツギ(谷空木)が咲き始めた。 私は植物でも昆虫の名前でもカタカナだと、すぐに忘れて記憶に残らないのだが 漢字が入ると、名前の意味がうかがえて覚えやすい。 タニウツギを谷空木と書くとは知らなかった。 谷に生え茎の中が空…

蓋物とイラガのまゆ

サイズ 8.5×8×11cm 275g こちらも、ようやく梅と桜が咲き始めた。 ふきのとうは花ざかりだ。 器の中には、ふきのとうをさっとゆで木灰であくを取ってから小さく切ったものが入れてある。 にがみをやわらげようと、ふきのとうの花の部分を取り去って、葉と茎…

雪景色とハクチョウ

大荒れだった3月21日の雪景色 樹のてっぺんにいる鳥は、何だろう。 大きな鳥に見えたのだが、アップにしてみたら黒い姿はいつものカラスのようだ。 家の近くが飛行機の航路になっていて、飛行と共に飛行機の機械音が聞こえる。 同じような航路をハクチョウが…

雪かき

雪かきに使う基本的な道具、3種類。 左からスノーダンプ、軽いアルミのスコップ、プラスチックのスコップ。 今年の積雪は数日前で85cmだった。 多い年の半分足らずだから、雪かきの回数が例年よりも少なくて済んでいる。 それでも玄関先や、車庫の前の雪…

蓋物

サイズ 6.5×6.5×7.5cm 214g 爪楊枝を入れようと作りました。 何日か前、風が強く細かい雪が横なぐりに吹きつけていて、 最高気温が−3.4℃という寒い日だった。 私は近くの店まで買い物に行こうと、しっかり武装して 長いフード付きのコートにマフラーを巻き、…

冬鳥 キレンジャク

昨年、12月に家の近くで、群れて騒ぐ鳥に出会った。 元々、鳥に関して全く疎いが、姿も鳴き声も見かけない鳥だった。 ハトよりは小さく、胸が白っぽくて尾が短くずんぐりしている。 彼らとは5メートル以上も離れていたのに、3枚写しただけで 何羽かが飛び…

織部蓋物とベッコウハゴロモ?

サイズ 15.5×15.5×5.1cm シモツケ(春にピンクの小さな花が咲く)の枝を剪定していたら 細い枝の皮が毛羽立ったように、所々、白っぽくなっているのに気がついた。 虫めがねで見ると、どうも虫の卵のようだ。 それなら、毎年、大量に出て来て、シモツケの葉…

11月のあじさいと今年のカメムシ

今日は朝から雪が降っている。平地では初雪です。 こちらでは、積雪量によって、肉体労働の時間と圧迫感がまるで違うので 毎年、飽きもせずに、今年は大雪だろうか、どうなるだろうかという話題になる。 カマキリは雪の下にならない場所に卵を産みつけるので…

志野釉手掘り花器とハチの巣

9月の始めに、ボケの枝がうっそうと茂っていたので、 素手に剪定バサミを持ってやみくもに次々と枝を切っていたら、 目の前に白いものが見えたので手を止めて、 雨に濡れたくしゃくしゃな紙か、ぼろ布のようなものを よくよく見たら、どうもハチの巣らしい…

手びねりマグカップとベッコウハゴロモ

手びねりで作るのは時間がかかるが、使っていると、またこれで行こうと思う。 何年も前から夏になると、おしりのあたりに白い毛がはえた小さな虫が 登場するのだが、名前も何を食べているのかも、さっぱりわからない。 それが今年は先月から、大量発生してい…

ブドウをめぐって真剣勝負

(ぶどうの今の姿) 今年のキャンベルぶどうは、雪で枝が折れたこともあって実が少ない。 7月のはじめには、花が終わったばかりで、 ひとつぶがコメ粒より小さい実をつけていた。 ある朝、葉はもちろん、出来たての実を何房も食べられているのを発見した。 …

ホタルブクロとアカガネサルハムシ

今年もホタルブクロが咲きはじめました。 アカガネサルハムシ (見ていると頭が痛くなるようなピンぼけですが) この虫はとても美しい。 美しくても、ぶどうの新芽をかじるので、毎日排除しています。 ふと、虫には草食系と肉食系があるのに気がついた。 草…

ニラせんべいとカメムシのその後

お皿のサイズ 20×4.5cm 庭で草のように繁殖しているニラを使って、ニラせんべいを作ってみた。 レシピはシンプルに、ニラ、小麦粉、白味噌のみ。(卵を入れてもいい) ニラそのものの味がして、白味噌の甘みも感じられて、思っていたよりも、おいしかった。 …

フキの煮物と九香虫

庭の京ブキはまだ小さいのに、近くの川原に行ったら日当たりがいいからなのか、 山ブキが大きくなっていたので採って来て煮物を作った。 今年初めてのフキは、新鮮でおいしかった。 カメムシを食べてる、アフリカの国名を調べようと いつも行ってる図書館の…